先輩を知るInterview

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経験を重ねて
広がるキャリア

松尾 拓巳Takumi Matsuo環境システム学科卒 2008年新卒入社

スペースプロダクト1課 グループリーダー

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人との距離の取り方が身についた内装監理時代。
そして内装工事への異動でキャリアの幅を広げる

内装監理に配属された当初は、どこに行くのも先輩に付いて行くことで仕事を覚えました。福岡パルコの新築工事や浦和パルコの大規模工事がいい経験となりましたね。いろんなタイプの工事関係者と関わることで、人との距離の取り方というものを学んだように思います。
内装監理の仕事は面白かったのですが、店舗のオーナーに近いところで企画や見積もりの提案をしてみたい、施工計画や工事管理に一貫して関わりたいと思うようになり、入社6年目に内装工事を行なうスペープロダクト課に異動しました。レストランやアパレル店のオーナーをはじめ、デザイン会社や設計会社に対する営業から受注後の施工まで、店舗オープンまでの工事をトータルに管理しています。

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工事経験と営業の視点でお客様のニーズをとらえ、
的確で根拠のある内装工事プランをご提案。
さらに海外研修で、視野が広がる

これまで内装監理で積み重ねてきたキャリアは自分の強みだと思っています。例えば、オーナーから『新規出店するので協力してほしい』と打診されたときに、オープン日を聞けばいつまでに何をすればいいか、工事の費用感や設計・施工上の問題点などの見当が付き、説得力のある提案ができます。また、関係省庁等に提出しなければならない法的な書類のアドバイスもできます。内装監理時代に、何百もの内装工事の現場を見てきたので、話を聞くだけでイメージが湧いてくるんです。まさに経験こそ最高の“ひきだし”です。
もちろん内装工事だけを10年間経験しても提案力は養えますが、私の場合は“施設側の視点”を持てたことが大きいです。
実は、2016年12月に役員と社員数名でロンドンへ海外研修に行ってきました。現地での4日間は楽しかったし、本当に勉強になりました。ロンドンには景観規制があって建物の外壁は伝統的な様式なのに、建物内は現代的な商業空間が広がっているなど、まさに伝統とモダンが共存する空間で、お金のかけ方やスケールも大きい印象でした。現地の商業施設や文化に触れ、物事を見る視野が広がり、良いモチベーションにもなりました。

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内装監理、営業・施工管理で広がった
社内コネクション。今後はPSSの先輩として後輩の良いところを引き出したい

これまで、パルコグループ内のさまざまな人と知り合い、社内コネクションがたくさんできました。異動すれば視野が広がるし、この幅広いフィールドを活かして、いろいろなキャリアを描けるのがPSSの特徴です。
私は中堅社員として、上下を取り持つ立場になっていますが、若い人からは気軽に相談できる先輩としてアドバイスやフォローをしてあげたいです。いまの若い人は仕事ができるし、がんばるタイプが多いと思っています。そういう人と一緒に仕事がしたいですね。

先輩の歩んだ道のり

1年目〜内装監理1課

パルコ各店の新築・改装工事において、施工業者の監理、施主やデザイナーなど、関係者間の調整業務に携わる。福岡パルコの新築工事、浦和パルコの大規模改装工事を経験し、キャリアを積む。内装工事の基礎知識、パルコを中心とした商業施設に関する知識のほか、人の間に入って意見を聞き、その意向を汲み、お互いの着地点を見つけるための調整力を学ぶ。

6年目~スペースプロダクト2課

内装工事の営業・施工管理担当として、テナントオーナー、設計者、施設担当者に対する提案を行なう。受注後は、内装監理時代の工事経験を活かして協力会社をコントロールし、スケジュール管理や安全管理まで一貫して受け持つ。施工に携わるためのより細かい知識を習得し、お金を扱うことや、その管理のためのスキルを磨く。現在はグループリーダーとして後輩(部下)のサポートも行なう。

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後輩へのメッセージ

PSSは優しいし、丁寧だし、真面目な会社。でも商業施設にかかわる分、ちょっと個性的な会社です。華やかな世界を支える裏方として出会いや刺激が多いのも特徴。好きな「モノ・コト」を支える、それをやりがいと思ったり、楽しいと思える人はぜひ応募してほしいですね。
就職活動ではひとつの職種に絞るよりも、いろいろな職種を選択できる環境のほうがいいと思います。何か違ったら異動を希望すれば良いし、PSSはそれができる会社です。