先輩を知るInterview

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現場は人間交差点
力を合わせて形へ

門井 雄亮Yusuke Kadoi建築学科卒 2014年新卒入社

内装監理1課

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建物よりも、人で賑わう空間づくりに興味。
チーム一丸となってパルコをつくり上げる

子どもの頃から商業施設の賑やかな感じが好きだったので、建物そのものより、インテリアや店舗の内装に親しみを感じていました。パルコは身近な商業施設であり、グループ企業として大きなバックボーンがあったことから入社を決めました。
入社後、配属となった内装監理のグループは、パルコに出店する全ての店舗(テナント)の工事をデベロッパーの立場から統括しています。内装監理担当として現場に常駐し、照明や電気、内装などの専門業者の方々と関わりながら、その作業や工程の監理を行うことが仕事です。
工事が終わり、店舗がオープンして大勢のお客様が来館したときや、店舗の売上げが上がったという話を聞いたときは、工事に携わった私としても嬉しく思います。

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入社早々の大型案件、新館プロジェクト。
この経験が、内装監理としてのプロ意識を
高め、強い自信につながった

入社後は、すぐに本社を離れ、名古屋と福岡の大型案件へ携わることになりました。最初は名古屋パルコの大規模リニューアルの仕事で、施設内の88店舗の新装・改装というハードな工事でした。配属されたばかりで内装監理のこともよく分からない状態でしたが、現場での毎日はいい経験となり、さまざまな知識を吸収できました。その後、福岡パルコ本館の増床工事にも携わり、わずか1年で大きなプロジェクトを2つも経験することができました。
入社3年目、リニューアルではなく新館工事にはじめて携わったのが上野エリアにオープンした商業施設「PARCO_ya(パルコヤ)」です。この地にあった百貨店を建て替える工事で、施主は百貨店、パルコがテナントとして入居するというもの。パルコの他、施主やゼネコン、ビルの設計会社などの多くの関係者が参画する大規模なプロジェクトになりました。私は各テナントの内装工事の窓口として設計会社などとの交渉に務めました。避難安全検証や特殊な設計条件が重なったこともあり、複雑で難しい現場となりましたが、2017年11月4日にグランドオープン。このプロジェクトで得たものは大きく、“やりきった”ことで大きな自信につながりました。

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さまざまな立場の人の意見を
いかにまとめるか。相手の話を聞くことでコミュニケーションが深まっていく

店舗をつくるには建築基準法や消防法、保健衛生といった法律を守る必要があり、パルコにはパルコ独自の設計・施工上のルールもあります。ルールよりも意匠を優先したいテナントと対立した時にどう解決するか。私のやり方は、いろんな人の意見に耳を傾け、それぞれの立場のバランスを保ちながらベストな解決策を提示するというもの。細部まで検討した上で相手をしっかりフォローするのが自分の強みだと思っているので、コミュニケーションを密にとるようにしています。これからも自分の強みを生かして、様々な物件に携わっていきたいですね。

先輩のとある1日

09:15出社後、改装現場を巡回

この日は本社でなく、現場へ直接出社。メールチェック後、パルコの開店時間前に、作業現場の安全管理を確認しながら巡回します。

10:00図面の打ち合わせ・施工説明会

設計会社の図面をパルコのルール・規制の視点でチェック。現場だけではなく、図面のチェックも大事な仕事です。必要に応じて、設計者に確認し、修正してもらうための打合せなどを行い、調整していきます。また、これから始まる改装工事がある場合は、施工業者への説明会を開催。説明会では、施工上のルールを伝えています。

15:00施工の打ち合わせ

テナントの工事会社と施工の打ち合わせ。施設内の工事は区分されているので取り合い(調整が必要な部分)を確認し、複数社の工事会社の施工スケジュールの調整を行う。空いてる時間に現場に必要な資料やスケジュール表を作成。
夜間工事を行なう区画の工事内容の確認、注意事項の伝達もこの時間に行います。

18:00退社

翌日のスケジュール、業務を確認し退社。新館の工事だと昼間の勤務が多いので、早く帰れる日は先輩達と飲みに行くことも。PSSには個性のある人が多く、とてもフランクで、年齢差を感じない良い意味で気を使わない先輩が多いと感じています。

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後輩へのメッセージ

PSSは自由な社風。上司は若手社員と同じ目線で話してくれるし、先輩とは年齢差や社歴の差を感じない付き合いができることが、自分の働き続ける理由になっています。
私は、入社当時は内装監理のことがよく分からず、ただ、現場に出たい、ものづくりをしたいという気持ちだけは強く持っていました。PSSは、商業施設を造ることにおいてはほぼすべての職種が揃っています。何かやりたい気持ちをもっていれば、この会社なら必ず実現できます。