先輩を知るInterview

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現場は作品になり
次の受注の種になる

本多 秀作Shusaku Honda商業学科卒 2005年 新卒入社

スペースプロダクト3課 グループリーダー

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入社後すぐに大阪へ、地方勤務の経験が
今の自分の大切な財産になっている

文系ですが、ものづくりが好きなこと、ファッショナブルな商業空間に憧れていたことからPSSへ。納得のいく就職ができましたが、入社すると大阪支店に配属が決まりました。新入社員の中で自分だけが地方勤務となり、最初は戸惑いと不安があったのですが、この地方勤務の経験が、大きな成長機会になりました。
大阪支店では、内装工事の施工管理の基礎を学び、さらに営業へ移ってお客様との交渉や見積り作成などのスキルが身につきました。上司や先輩から教え込まれたことで、早い時期に自分の中に施工管理と営業の基本形ができたと思います。本社勤務でも同様の経験はできたと思いますが、一人見知らぬ土地で経験したこと、出会った人は、いまの私の貴重な財産となっています。

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料理教室の現場がつないだ新規受注。
営業から施工管理までの一貫体制は
まさに「やりがいの連鎖」

私の所属するスペースプロダクト課は、担当者が内装工事の営業から受注後の施工管理、完成までを手掛ける一貫体制の仕組みを取っています。この体制の良さは、責任を持ってお客様のご要望を形にすることができること。営業はお客様のもつイメージをプロの見立てで企画・提案し、受注につなげ、施工管理はそれを専門の工事会社と協力して、仕上げていきます。両方を一貫して手掛けるので、責任も2倍ですが、面白さもやりがいも2倍だと思います。
仕事の手応えを感じた案件が最近もありました。ある出版会社から「新しく料理教室の事業を始めたい」という話をPSSのデザイン課が受け、私は工事段階から担当になったのですが、完成した空間を見たお客様からたくさんのお褒めの言葉をいただき、「この仕事ができて本当に良かった」と改めて思うことができました。その後、たまたま料理教室の近隣にある専門学校がこの教室を見て、「当校もこのような調理スペースをつくりたい」というご要望をいただき、設計施工を受注することができました。まさに完成した現場が、新しいお客様との出会いをつなぐ作品となったケースであり、営業から施工管理まで一貫して携わるからこそ味わえる喜びだと思います。

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漠然とした要望から自分なりにイメージをつくってご提案。お客様との接点を増やす方法を編み出す

自分の考えで仕事に取り組めるのがPSSの良いところです。私はお客様から店舗の目的と広さをお聞きできれば、今までの経験からおおよその内装のイメージをつくることができます。それを積算し、金額とイメージをお客様にご提案。この営業スタイルで、数件の新規工事を受注できました。機動力ある対応と経験に裏打ちされた確かな提案こそ自分の得意とするところかもしれません。今後も理想の内装をつくりたいと思うお客様のご要望に応えていきたいと思います。

先輩のとある1日

09:15出社後はスケジュール整理から

本社へ出社。9:15からの勤務だが、定時までにメールチェック及びスケジュール整理を終わらせる。工事が進行している時は、現場に直行し、作業確認後、出社するケースも。

10:00お客様への提案資料の作成

前日に訪問したお客様からヒアリングしたご要望をまとめ、イメージ図と大まかな金額を算出し、提案資料を作成。
11:00になったところで、来月着工予定のアパレル店の設計者と図面の打合せをし、午後から打ち合わせる施工会社への確認事項を洗い出す。

13:00社外での打合せ・現場確認

同僚とランチ後、午前中の打合せ資料を持って、協力会社との施工打合せのため外出。その後、着工中の現場に立ち寄り、現場確認と工事スケジュールの確認をする。現場からの要望、相談を可能な限り早く吸い上げ、迅速に対応することが、お客様からの信頼を早く、長く得る最も良い方法だと思っています。

17:30業務整理と翌日のスケジュール確認

現場での調整が必要な事項を関係者へメールにて情報共有。一日の業務内容を整理し、翌日以降のスケジュール、用意するものをスケジュールにバンバン打ち込む。これをすることで、忙しい時でも抜けや漏れを防ぎ、効率的に行動ができる。

18:00退社

明日は出張なので、この日は寄り道せず帰宅。担当する物件によっては、長期出張や夜間の現場立会いもあるが、振替休日やシフトでの勤務時間調整が可能。メリハリをつけた働き方ができるので、趣味の時間を楽しむことができる。

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後輩へのメッセージ

ものづくりが好きな私は、上司・先輩と現場からものづくりの大切さを教わりました。教わった次は自分で学び取ることが求められます。「学生のうちに自分のやりたいことを見つける」ことは意外に難しいと私は思っています。だから、「やりたいこと」のもっと手前にある自分の中の「好きなもの」「譲れないもの」をしっかり持っていれば、どんな職に就いても間違った方向にはいかないと思います。