先輩を知るInterview

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東京ドームシティ ボウリングセンター『CuBAR LOUNGE』
リニューアル

今までなかった空間を
チームの力で創り出す

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SCROLL

クロストークメンバー

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    スペースプロダクト2課 グループリーダー伊佐早 大輔

    電気工学科卒 1993年 新卒入社

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    スペースプロダクト2課森田 裕美

    建築学科卒 2011年 新卒入社

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    デザイン2課 グループリーダー阿部 久美子

    インテリアデザイン科卒 1998年 新卒入社

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    P’esプランニング課長谷川 優

    デザイン工芸学科卒 2014年 新卒入社

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大人の空気感をまとったボウリング場へ生まれ変わる

PSSでもあまり例のないアミューズメント施設。プロジェクトとの関わり、役割について聞きました。
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イメージ 伊佐早

私は、いわばプロデューサーのような役割で、お客様である東京ドームさんへの営業と施工管理の両方に関わりました。実は、この工事が始まる2年前に一度企画を提案しています。当時は採用に至りませんでしたが、その後、新たな事業計画が持ち上がり、提出した企画が採用されて急ピッチにプロジェクトが進行しました。工事が始まると施工管理は森田さんに任せて、私はお客様担当に徹しました。

イメージ 森田

伊佐早さんは企画担当、私は現場担当として、スケジュールやコスト管理し、現場を仕切る役割を担いました。中でも内装デザインの設計者や照明設計の長谷川さんとは頻繁にやり取りしましたね。

イメージ 長谷川

そうですね。コンセプトが、「大人の遊び場」だったので、ボウリングレーンなどは全体的に落ち着いた色合いの“見せる照明”を提案しました。併設されているバーカウンターの周辺も、雰囲気を大切にした照明設計をしています。

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イメージ 阿部

バーカウンターは今回の改装の象徴的な部分なので、その世界観を大切にしてロゴのデザインとビジュアル制作に取り組みました。以前から、東京ドームさんの宣伝・販促物、サインやディスプレイのデザインに関わってきていますが、今回のロゴデザインは、ホームページや内装などへの展開がしやすいことも考慮しています。

イメージ 伊佐早

ロゴデザインが象徴するように、非常にコンセプトがはっきりしていたことが、このプロジェクトの特徴ですね。ニューヨークやラスベガスなどに出店する「ブルックリンボウル」の雰囲気がベースになって、バーカウンター周辺の壁材などにもそのデザインコンセプトが反映されています。
その一方、照明については本場ブルックリンにもない考え方を導入しましたね。

イメージ 長谷川

はい。具体的に言うと、今回は照明がメインの空間ということで、意匠性の高い“見せる照明”は裸電球を使用しています。それ以外の照明は、照明器具の存在を目立たせないようにピンホールダウンライトという機能性に優れた器具を選定し、落ち着いた空間の中にもきちんと照度(明るさ)をとってお客様の安全性を確保しました。

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それぞれの専門領域が重層してイメージが形に

情報とイメージを共有し、力を合わせて困難な状況を乗り越え、完成を目指します。
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イメージ 森田

社内のいろいろな部署が関わるので、情報共有と社内連携はとても大事ですが、それが難しいところでもあったりします。それに、工事が始まる前にいろいろ決めなくてはならないときに、伊佐早さんはお客様とニューヨークに行ったじゃないですか(笑)あの時はスケジュール調整が大変でした。

イメージ 伊佐早

行ってる場合ではなかったよね(笑)でも、現地のボウリング場を視察して空間づくりのポイントをつかめたし、ボウリング場の裏側まで見せてもらって設計や施工にも役立った。そうした情報を皆さんと共有できたし、お客様との信頼関係も強くなりました。

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イメージ 阿部

情報共有は本当に大事ですね。ロゴについて言えば、ボウリング場であること、バーがあることがぱっと見で分かるピクトグラムを組み合わせましたが、内装のサインや印刷物、コースターなどさまざまな形で使えるようデザインしつつ、1カ月間でそうしたロゴ使用マニュアルをまとめ上げるのは大変でした。でもイメージを共有できていたので、短期間でも形にすることができました。

イメージ 森田

工事で大変だったのは、天井に設置した巨大なシャンデリアですね。とにかく巨大でしたし、図面通りの位置に取り付けようとしたら、建物の梁と干渉して付けられないことが判明!シャンデリアを取り付けるベースは外せないので、現場でいろいろな方法を試しながら調整したところ、結果的には上手くいったので、ほっとしました。

イメージ 長谷川

あの2つの巨大シャンデリアは、照明メーカーと共同製作した特注品。直径3メートルもあり、私もこんなに大きなものを製作したのは初めてでした。ボウリング場を手掛けるのも初めてでしたから、すべてにおいて検証が必要でした。照明の仕事は器具を取り付け、点灯させてはじめてその性能が分かるところがあります。空間づくりの最後の仕上げをするのが照明だと思っているので、不具合が発生すれば責任を感じますが、逆に上手くいけばやりがいも大きいものです。

イメージ 森田

コミュニケーションについて言えば、この現場は通常の工事よりも関係者が多く、現場でさまざまな意見をまとめるのに手間取りました。その反面、人脈はすごく広がり、施工管理者として良い経験になりました。

イメージ 阿部

店舗デザインや設計など、さまざまな人たちとイメージを合わせながらモノづくりしていると、それぞれの専門性が一つに合わさっていく感覚があります。自分の力を超えて、最終的に良いモノができあがることに感動しますね。

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新しい空間の出現に、人々はワクワクする

いままでにない驚きのボウリング場。この経験は、一人ひとりに何を残したのでしょうか。
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イメージ 長谷川

照明設計は先輩からアドバイスをもらいましたが、東京ドームさんへのプレゼンテーションは私が行いました。PSSは若くても大きなプロジェクトに関わることができます。その分プレッシャーを感じますが、この仕事でいろいろ勉強できました。この経験を活かし、やる気と好奇心を持って、今後もよりよい照明設計に取り組みたいと思います。

イメージ 伊佐早

オープン前のレセプションで、東京ドームさんやスポンサーのマスコミの方々が200名ほど集まったんですが、皆さんこの空間を見て驚かれまして、とても誇らしかったです。多くの関係者と知り合うことができ、その後、ドラマの舞台にも使用されたために人脈も広がりました。このプロジェクトを経験でき、また何か新しいことを仕掛けられるんじゃないかと思っています。

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イメージ 森田

この物件というより会社のことになりますが、社内に若手の特に女性が増えてきていて、より自分の意見を言いやすい雰囲気になってきていると感じています。私の仕事は現場を仕切って円滑に工事を進めることなので、プロとして若手も女性も関係なく、職人さんが動きやすいよう指示を出すことが必要ですし、今回の現場もそうでした。やりたいことがあれば、自分の言葉で伝えていくと、実現しやすい環境だと思います。

イメージ 阿部

伊佐早さんのように、企画を提案してそれが無駄にならず、2年越しで実現できたという好事例ができました。ここには、自分で仕事をつくる面白さがあるし、空間づくりのやりがいもあるし、その先にお客様の喜びがある。このすべてが揃っているのがPSSです。

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