08年同期クロストーク 「一年ぶりに会っても、まるで昨日まで一緒にいたような」同期メンバーが語る『これから』。

同じ年に新卒で入社した同期のメンバーも、異なる部署に配属されて数年も経つと、それぞれのキャリアや環境に自然と変化があらわれるもの。このクロストークでは、2008年に入社した3名にこれまでの約9年間を振り返ってもらいながら、同期メンバーの視点でそれぞれの「これまで」と「これから」について話を聞きました。



まずは入社後の経歴を簡単に教えてください

松尾: 商業施設の施工監理をする部署に配属され、パルコ各店改装工事における内装監理(『内監クロストーク』はコチラ)を5年間にわたって担当していました。2013年から現在の部署に異動し、商業施設の店舗内装工事の営業と施工管理に携わっています。今の私のクライアントはパルコ以外のお客様のほうが多いですね。

永吉: 配属後約2年間はエンジニアリング課で電気工事の施工管理業務を行っていました。照明器具の取付をメインとしてコンセントやスピーカー、非常放送など電気工事といっても幅広い業務をしていましたね。その後3年目から現業務のライティング課に所属しています。

佐藤: 私はまず池袋パルコの安全管理課に配属されました。パルコの店舗に常駐しテナント管理や工事管理など幅広くビルの運営管理に携わっていました。その後、名古屋パルコの安全管理課を経て、2015年から現在の人事課に異動となりました。この3人は配属から現在まで、概ねやりたかった業務に携わることができていますね。まずは現場に身を置いて知識と経験を養ったことも共通していると思います。新入社員として配属された部署で培った知識や経験を活かし、現在の部署で業務のフィールドを広げているのも共通点かもしれません。

入社してから配属されるまでは、どんなカリキュラムになっていたんですか?

center 佐藤: 本社と店舗(パルコ)・現場で2ヶ月ほど研修を行い、6月に最初の配属が決まります。

松尾: 4月の早々に同期全員で、熱海へ3泊4日の合宿に行ったよね。あれは楽しかったなぁ。課題を出されて、それぞれのメンバーで街をぐるぐる歩いて協力して資料にまとめて発表するんですが、そのプレゼン資料をつくるために夜も寝ないで頑張ったという。

永吉: まだ配属が決まる前だったんだけど、あれでぐっと距離が縮まったというか。そうそう、仙台パルコのオープン直前にも、同期が2グループに分かれて、交代で仙台に滞在したことがあったよね。

佐藤: 新館のオープンの現場を観させてもらうという内容だったね。ウィークリーマンションに泊まって、みんなで毎晩お酒を飲んで。

松尾: 社員の方たちと飲みに行くのも楽しかった。やっぱ「泊まり」って、仲良くなるには大事なイベントだったかも。でも我々の同期は入社前からよく会って何度か飲みに行ったりしていたから、元々仲が良かったのかもしれないね。

配属後も連絡は取り合っていたんですか?

center 佐藤: 見事に全員がバラバラの部署に配属されました。みんな現場で覚えることが多くて精一杯の毎日でしたし、私が本社から離れた店舗に配属されたこともあって、それほど頻繁には連絡を取ってなかったかもしれないですね。

松尾: 私は全国のパルコに長期滞在するような業務だったので、佐藤がいる店舗に出張で行った時なんかは「よぉ」なんてひょっこり顔を出したり。出さなかったり(笑)

佐藤: お互いに忙しかったからね。来ることがわかっていたら、名古屋の美味しい店をメールで教えてあげたりとか。でも年に一度くらいは同期会をして会っていたかな。

永吉: みんなと1年ぶりに会った時でも、なんだか昨日まで一緒にいたような感じでリラックスして話ができるんですよね。これは研修で濃厚な時間を過ごしたからかもしれないね。

先日の海外研修にこの3名が関わっていたそうですね

center 佐藤: 今までパルコグループの海外研修に社員が同行することはあったんですが、パルコスペースシステムズ単独では初の海外研修を2016年の暮れに実施しました。社長の「若いスタッフに勉強をしに行って欲しいな」という一声で決まったんです。日程や行き先などは人事課で採用と教育を担当している私が企画をして、各部署の上長からの推薦で選ばれた6名がロンドンに行きました。その中に松尾と永吉が入っていたんです。

松尾: それぞれの業務に沿ったテーマを個人で設定しつつ、みんなで集まってどこに行きたいかを決めたんです。現地で4泊の旅程だったのが、ぎゅうぎゅうに予定が詰まってしまいましたね。

永吉: ロンドンで若者に人気の百貨店のバックヤードや、クールなデザインで話題のホテルの客室を案内してもらったり、現地で活動をしているプロダクトデザイナーの方にお会いしてご飯を食べながらお話を伺ったりと。 center 流行に敏感なロンドナーが集うデザインホテルの舞台裏も見学 松尾: 「ちゃんと勉強をしに行きました!」という感じですよね(笑)。でも本当に勉強になりました。私が設定したテーマは「新・旧の共存」だったのですが、伝統的な建物が統一性を持って残っていたことと、その中で現代的な建物と内装が共存していながら、しかも雑多な雰囲気を感じさせないのが非常に印象的でした。これがロンドン、イギリス、ヨーロッパなのかなという感じで。

永吉: 私は「日本とは異なる照明・空間デザインを実際に見て感じる事で、自らの固定概念をフラットにして新たな発想・デザインに活かす」という視点で臨みました。実際に現地で体感してみると、日本とヨーロッパでは“明るさ”に対する考え方が全然違うんだということが良く理解できました。質の高いデザインや環境って写真だけでは全然わからなくて、実際に見ないとわからないということも痛感しましたね。 center 歴史的な街並みと見事に調和するロンドンのイルミネーション 佐藤: みんなのレポートを読むと、すごく満足してくれたようなのでプランニングをした私も嬉しかったです。でも話を聞いたり写真を見ているうちに「自分も行きたかった・・」と思ってしまいました(笑)

今後の仕事の目標は?

松尾: 今まで商業施設の内装工事に様々な立場で携わってきたのですが、どちらかというと「現場」寄りの仕事をしてきたので、近い将来はその経験を活かしつつまた違った立場から商業施設に関われたらと考えています。
色んな人に言ってるんですが、私は転職願望が全然無いんです。パルコスペースシステムズは色んな事をやっている会社だから、違う仕事をやりたければ社内で異動希望を出せばいいだけじゃないかというスタンスで。商業施設の運営にも興味があるし、佐藤を観ていると人事もやってみたいと思うし。採用にしても教育にしても自分の知らないことは今の会社にまだまだあって。それはそれで面白そうだと思っています。

永吉: 照明も日々進歩してきていますが、照明という枠に捕らわれず映像や音響などを連動させる事で、照明だけでは表現できない光環境の可能性を広げていきたいと思います。まだまだ自分が設計したことのないカテゴリーの案件にチャレンジして行きたいですね。
私は業務の幅を広げるというよりは、「照明がどこまで空間を良くできるか」の可能性を見出したいと考えています。プロジェクションマッピングなどの新しい技術もどんどん出て来るので、飽きることはありません。とはいえ社内のミーティングでも内装やインテリアなどの専門用語がたくさん出ますので、これからは照明以外の知識を増やしたいとも思います。

佐藤: 人事課に異動してからは、業務内容と覚える知識ともに大きく変わりましたが、会社全体のことを考えるようになったことが一番の変化です。今後の目標は、自分が採用に関わって入社してくれた人たちに「この会社に入って良かった!」と思ってもらうこと。そのために会社のことをもっと知ること、そして自分の視野を広げること・・・ですね。そこから先は、皆さんが気持ちよく働くことのできる環境づくりを、しっかりやりたいと考えています。

松尾: ところでさぁ、これだけ色んな仕事をしている同期がいるんだから、もしかしたら小さな商業施設なら同期だけで造れるかもしれない?

永吉: あ、確かに。チャンスがあったらそんなプロジェクトをやってみたいね。

松尾: ということで、そろそろ10年ぶりに熱海で同期合宿をしてみようか?

永吉、佐藤: 良いねぇ~! center

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