内装管理課クロストーク 「内装監理の仕事と、チームワークの秘密」について教えてください。

会社を知るにあたって「どの部署がどんな仕事をしているのか?」というのは、誰でも大きな関心のあるところ。しかしながら専門的な領域を扱う分野では、部署名だけでは実際の仕事内容が想像しにくいこともあります。
このクロストークでは『内装監理課』に在籍する上司と部下の3名に、「内装監理の仕事」と「チームの仕事の進め方」について話を聞きました。



まずはみなさんの経歴を教えてください。

大崎: いきなり私がちょっと特殊なんですが、新卒でパルコスペースシステムズ(以下:PSS)に入社して内装監理課に配属され、10年間勤めた後に別の会社に転職し、その会社でも5年間同じ仕事をしていました。しかしそこで仕事をしながら「自分が好きな仕事はPSSの仕事だった」という思いが強くなり、PSSに再就職をしたんです。それからもずっと内装監理の仕事をしているので、20年以上内装監理の仕事に携わっていることになります。まるで内装監理が天職のようなキャリアですが、実はこの仕事を希望して配属されたことは一度もないんですけどね(笑)

門井: 2014年に入社してこの部署に配属されて以来、数店のパルコの改装現場を経て、現在は初めての新館となる上野のプロジェクトを担当しています。今までとは違う大規模のプロジェクトなので、ワクワクする一方で仕事の大変さもあり、日々奮闘しています。

石橋: 2016年に入社して内装監理課の中でも主に図面の管理を担当するプロモートグループに配属されたんですが、現場の経験を積みたかったので、より現場に近いグループで業務を経験させてもらっています。上期は池袋パルコ、下期は調布パルコに、先輩社員と常駐して改装工事の現場監理をし、図面との整合性や工事進捗の確認等を業務としながら勉強させて頂いています。

大崎: 現場がわからないことには図面の審査もできませんからね。私は会社から「なんで新入社員が違うグループにずっといるの?」と問い詰められてますけど。

大崎さんにお尋ねしますが、内装監理ってどんな仕事ですか?

大崎: 例えが古いんですが、私はよく「電話の交換手」のような仕事だと言っています。具体的には、内装工事に関わるあらゆる関係者(出店者、設計者、デザイナー、施工業者、デベロッパー、設備・・・)の要望を集約し、工事が円滑に進むようにそれぞれの相手に合わせて「繋いで伝える」ことが我々の使命です。ただ実際には各関係者の要望が異なったり相反したりするケースがほとんどで、それらの意見をそのまま伝達するだけではなく「適切に変換して繋ぐ」ことが求められるんです。
20年間同じ業務に携わっていますが、今でも簡単にこなせる案件は一つもありませんし、私自身が失敗することもあります。

--- コミュニケーションが大切な仕事なんですね。

門井: とても大切ですね。いま新館オープンのプロジェクトを担当しているのですが、規模の大きさから関わる会社やセクションが多いため、情報の共有や整理に難しさを感じます。でもゼロから参画していることもあって「チーム一丸となって創り上げていく一体感」には大きなやりがいがありますね。

--- ところで門井さんと石橋さんは大学時代に同じゼミの同級生だったそうですね。

石橋: そうなんですよ。私は大学院に進んだので、門井さんより2年遅れて入社しました。今は門井先輩に少しでも近づこうと懸命に背中を追いかけていますが、先輩の仕事っぷりが素晴らし過ぎて一生追いつける気がしません!

一同: (笑)

--- さすがに同級生とあって仲が良さそうですね。石橋さんが就活をされる際には門井さんにPSSのことを色々と聞かれたんですよね?

石橋: はい。実は学生時代はあまり門井さんと話をする機会がなかったんですが、会社選びはとても大切なことなので、仕事内容や職場の雰囲気などをアレコレと深く教えてもらいました。

門井: 指示された仕事をただこなすようなやり方でなく、若くても自ら提案したり、思ったことを発言しやすい雰囲気が常にあることで「若手社員が活躍できる職場だ」と伝えた覚えがあります。新しいことにたくさんチャレンジできる会社だとも。

石橋: ゼネコンを含めた建築系の会社はいくつか受けていたんですが、あまりにも体育会系の雰囲気が強過ぎるところが多かったですね。その会社にいらっしゃる先輩たちに「今の仕事のどんなところが楽しいですか?」と聞いたんですが、その答えを聞いても自分がそこに共感して愉しめているところを想像できなかったんです。
PSSは入社してからも他部署の役員の方が気さくに話しかけてくださいますし、先輩に質問をしてもまずは興味を持って耳を傾けて、共感してくれたら「それは面白い(良い)ね」と言ってくれます。これは面接を通じて感じていた印象と、ほぼ変わらないですね。

20代の社員が伸び伸びと仕事をされているようですが、
部内のコミュニケーションやチームとしてどう結束していくかを、
大崎さんはどのようにマネジメントしていますか?

大崎: 部下を型にはめるつもりは全くないので、「この部署はこういうところだから、こういう風に振る舞ってくれ」というメッセージは出したことがありません。自分のバックボーンが、建築のことを何も知らないところからのスタートだったけれども、今はこうして仕事を出来ているので、敢えてマニュアルはつくらないようにしています。

門井、石橋: うんうん(と頷く)。 大崎: 仕事の流れや具体的なことはOJTで教えながらも、どんな方法で解決するかは個々人の考え方があるので、各担当の責任の範疇においては自主性を尊重しています。自分で決めたことの方がエネルギーが出るじゃないですか。みんながエネルギーを出してくれることが、チームの力になるはずなので。もちろん自主性に任せるには、私が全責任を負うことが前提です。個性的な魅力を持ったみんなのことを尊敬しているからこそできることだし、一緒に仕事を共有できることを、私自身が楽しんでいるんですけどね。
その代わりに「ホウ(報告)レン(連絡)ソウ(相談)はしっかりしてね」とお願いをしています。時には失敗しても全然良いんです。今のうちに失敗しないと、後で取り返しのつかないことになりますから。ただ失敗した時には「自分がどう考えて取り組み、そこから何を感じ、これからどうするべきか」という考えをセットにして報告してもらいます。「それが適正かどうかは一緒に考えていこう」ということで。
でも実際にはそんなに困った報告はほとんど無いですよ。それは周りにいる先輩たちが遠くからでもちゃんと見守っているという、チームワークが機能しているのかなと感じています。

門井: 自主性を尊重してくれるのはとてもありがたいですし、自分に合ってると思います。

石橋: 私も。ひとつお願いがあるとしたら、このスタンスを変えないで欲しい、ということですね。

大崎: 監視はしていないけど、観察はしてるよ。(満面の笑みで)

門井、石橋: ギクッ!!

大崎: とにかく、「指示がもらえないと辛い」という人は内装監理には向いていないと思います。やりたいことを自分で見つけられる人でないと。
ところで門井さん、内装監理の次はどの部署に行きたいの?

門井: えぇ~?

--- 何やらインタビューそっちのけで、わいわいと雑談のようなものが始まってしまいました。インタビューはこの辺で終了しましょう。

皆さん、本日はお忙しい中にありがとうございました。

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